2025年5月16日、戸畑キャンパスの百周年中村記念館において、九工大学生プロジェクト団体「KIT- FORMULA」(ケイアイティ?フォーミュラ)が新車発表会を行いました。当日は、メディアやスポンサー企業の皆さまなど、約50名の方々が来場しました。
今回発表した新車両「KS-21」は、 “意思の宿る一台”をコンセプトに、2024年9月から開発をスタートしました。KIT- FORMULAの学生たちは、車両の部品や骨組み、ドライバー一人ひとりに合わせたハンドルの製作など、設計から製作まですべての工程を自ら手掛けています。新車両は、特にタイヤの動きを制御する電子機器を強化するなど、ドライバーの操縦のしやすさを追求した1台となりました。
新車発表会では、これまでのチームの歴史と実績を振り返りながら、新型車両「KS-21」をお披露目しました。また、スポンサー企業の皆さまへの感謝の意を表す機会ともなりました。
本発表会にご来場いただいたすべての皆さまに心より感謝申し上げます。皆さまのご支援とご声援を力に、九工大学生プロジェクト団体「KIT-FORMULA」はこれからも挑戦を続けてまいります。
●チームリーダーからのコメント
渡邊 航志さん(工学部 機械知能工学科 機械工学コース 4年)
「学生フォーミュラ日本大会2025」では過去最高の7位の獲得を目指します。本番では最高のパフォーマンスを発揮できるよう、仲間と共に最後の瞬間まで挑戦を続けていきます。 ●プロジェクトリーダーからのコメント
曽我井 天信さん(生命体工学研究科 博士前期課程 人間知能システム工学専攻 1年)
スポンサー企業や関係の皆さまのご支援があって、このプロジェクトが実現できています。学生フォーミュラの魅力はリアルなモノづくり。学生のうちにしか経験できないこの瞬間を大切に、最大限の技術と情熱を注いで大会に臨みます。
「KIT- FORMULA」 の今後の目標
「KIT- FORMULA」は2005年に設立し、学生が主体的に小型フォーミュラカーの製作からレース運用まで行うことで、将来社会で活躍できる人材を育成することを目指す九工大の学生プロジェクトです。今年度は約60名の九工大生が所属し、9月に愛知県で開催される「学生フォーミュラ日本大会2025」(自動車技術会主催)に挑戦する予定です。本大会では過去最高順位となる総合7位を目標に掲げています!
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